「プライオリティパス付きのおすすめクレジットカードを知りたい」
このような方に向けて、
- 「そもそもプライオリティパス付きクレジットカードとは何なのか」
- 「プライオリティパス付きクレジットカードの選び方」
- 「プライオリティパス付きのおすすめクレジットカード9選」
を紹介していきます。
ちなみに、最安値で利用したい場合は「楽天プレミアムカード」です。
年会費11,000円でプライオリティパスが付帯されています。
ただし、年々改悪されており、2025年以降は年間5回と制限されているのが難点です。
そういった意味で、プライオリティパスのコスパが良いのは、2024年時点は「セゾンプラチナビジネスアメックス」になりそうです。
年会費22,000円で、回数制限なくプライオリティパスを利用できます。
ビジネスと記載されていますが、会社員やフリーランスの方でも作成可能です。
ビジネスではない「セゾンプラチナアメリカンエキスプレス」もあるのですが、初年度年会費無料キャンペーンが実施されていないので、できるだけ最安値で利用したい場合は「ビジネス」の方に申し込みをしましょう。
プライオリティパス付きクレジットカードとは?
プライオリティパス付きクレジットカードとは、空港ラウンジへの無料アクセスが可能な「プライオリティパス」が特典として付帯されたクレジットカードです。
プライオリティパスは、世界中の空港にある1,300以上のラウンジを利用できる会員サービスで、旅行や出張の際にリラックスした空間を利用することができます。
特典内容やラウンジ利用回数はクレジットカードカードによって異なり、年会費が高いほど、より充実したサービスが提供される傾向にあります。
ラウンジでは、軽食やドリンク、Wi-Fiが無料で利用でき、旅行の待ち時間を快適に過ごすことができます。
体験談:プライオリティパスは年々どのカードも改悪されている傾向にあるので、コスパが悪くなっているイメージです。
プライオリティパス付きクレジットカードの選び方
プライオリティパス付きクレジットカードの選び方は以下の通りです。
- プライオリティパスのランクに要注意
- 同伴者も利用可能かどうか
- 最安値年会費で利用できるカードと比べてお得か
1つずつ解説していきます。
プライオリティパスのランクに要注意
まず1つ目はプライオリティパスのランクに注意して、クレジットカードに申し込みましょう。
プライオリティパスのランク
スタンダード | 99ドル | 無料利用なし利用ごとに35ドル |
スタンダードプラス | 329ドル | 無料利用10回その後利用ごとに35ドル |
プレステージ | 469ドル | 無料利用無制限 |
このようにプライオリティパスと言っても、ランクがあります。
クレジットカードの種類によって、このランクが異なるので、契約する前に必ず確認するようにしましょう。
同伴者も利用可能かどうか
次に、プライオリティパス付きのクレジットカードを選ぶ際は、同伴者料金もチェックしましょう。
ただし、残念ながら同伴者料金はほぼ全てのカードで発生します。
最上ランクのクレジットカードであれば別ですが、年会費5万円程度だと同伴者は35ドル請求されます。
ただ、同伴者が家族であれば無料で利用できることもあるので、この部分は要チェックです。
最安値年会費で利用できるカードと比べてお得か
最安値で、プライオリティパスを利用できるのは「楽天プレミアムカード」です。
年会費11,000円で年間5回もプライオリティパスを利用することができます。
このカードと比較して、年会費のコスパが良いかどうかを比較しながら、契約しましょう。
年間無制限のカードでも、毎日利用することはないと思います。
ご自身が年間どのくらい利用するのかを想定しながら、ご自身にとってコスパが良いプライオリティパス付きのクレジットカードを購入するようにしましょう。
【徹底比較】2024年におすすめのプライオリティパス付きクレジットカード9選
比較項目 | セゾンプラチナビジネスアメリカンエキスプレス | UCプラチナカード | JCBプラチナ | ダイナースクラブカード | ANAアメックスゴールドカード | JAL アメリカン・エキスプレス®・カード プラチナ | 楽天プレミアムカード | 三菱UFJカードプラチナアメリカンエキスプレス | 三井住友カードプラチナ |
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デザイン | |||||||||
ブランド | AMEX | VISA | JCB | Diners Club | AMEX | AMEX | VISA、Mastercard、JCB、AMEX | AMEX | VISA、Mastercard |
年会費 | 22,000円 家族カード3,300円 | 16,500円 家族カード3,300円 | 27,500円 家族カード1人無料 | 24,200円 家族カード1人5,500円 | 34,100円 家族カード1人17,050円 | 34,100円 家族カード1人1,7050円 | 11,000円家族カード1人550円 | 22,000円 家族カード1人無料 | 55,000円 家族カード1人無料 |
プライオリティパス利用回数(年) | 無料無制限 | 6回まで無料 | 無料無制限 | 無料 ※海外ラウンジは10回まで | 年2回無料 | 無料 | 年5回まで無料 | 無料 | 無料 |
プライオリティパス同伴者料金 | 別途料金発生 | 別途料金発生 | 別途料金発生 | 別途料金発生 | 別途料金発生 | 別途料金発生 | 別途料金発生 | 別途料金発生 | 別途料金発生 |
ポイント還元 | 0.75% | 1% | 0.5% | 0.4% | 1% | 1% | 1% | 0.5% | 0.5% |
公式サイト |
セゾンプラチナビジネスアメリカンエキスプレス
カード名 | セゾンプラチナビジネスアメリカンエキスプレス |
ブランド | AMEX |
年会費 | 22,000円家族カード3,300円 |
プライオリティパス利用回数(年) | 無料で回数無制限 |
プライオリティパス同伴者料金 | 別途料金発生 |
ポイント還元 | 0.75% |
セゾンプラチナビジネスアメリカンエキスプレスは、名前にビジネスと記載されていますが、法人を所有していないサラリーマンの方やフリーランスでも作成可能です。
ビジネスではなく、セゾンプラチナアメリカンエキスプレスもあるのですが、こちらは新規入会特典として初年度年会費無料キャンペーンが追加されていません。
つまり、初年度無料でプライオリティパスを利用できるビジネスの方がお得ということです。
しかも、利用回数は無制限なので、旅行好きには堪らない最強・最安コスパのクレジットカードと言えそうです。
セゾンプラチナビジネスアメリカンエキスプレスに関連するカード
セゾンローズゴールド アメックス | 11,000円※初年度年会費無料 | なし※優遇年会費で入会可能 |
セゾンゴールド アメックス | 11,000円※初年度年会費無料 | なし※優遇年会費で入会可能 |
セゾンプラチナ アメックス | 22,000円 | あり |
セゾンプラチナビジネス アメックス | 22,000円※初年度年会費無料 | あり |
UCプラチナカード
カード名 | UCプラチナカード |
ブランド | VISA |
年会費 | 16,500円 家族カード3,300円 |
プライオリティパス利用回数(年) | 6回まで無料 |
プライオリティパス同伴者料金 | 別途料金発生 |
ポイント還元 | 1% |
UCプラチナカードは、最安水準の年会費でプラチナの世界を体験できるクレジットカードです。
こちらのカードにはプライオリティパスが付与されており、本会員様であれば、年6回無料で利用可能です。
同伴者に関しては別途料金が発生するので注意が必要です。
UCプラチナカードに関連するカード
UCカード 一般 | 1,375円 | なし |
UCカード ゴールド | 11,000円 | なし |
UCカード プラチナ | 16,500円 | あり |
JCBプラチナ
カード名 | JCBプラチナ |
ブランド | JCB |
年会費 | 27,500円 家族カード一人無料 |
プライオリティパス利用回数(年) | 無料で回数無制限 |
プライオリティパス同伴者料金 | 別途料金発生 |
ポイント還元 | 0.5% |
JCBプラチナでは、プライオリティパスを無料で回数無制限利用可能です。
同伴者に関しては、1名までは無料で、2名以上は、1人につき2,200円でラウンジが使えます。
また、JCBならではの国内・世界の人気ホテルをお得に宿泊できる特典や、駅ビル内のラウンジ利用や、JCBラウンジ招待など国内特典が非常に充実しているのも特徴です。
JCBプラチナに関連するカード
JCBカード S | 無料 | なし |
JCBカード W | 無料 | なし |
JCBカード W plus L | 無料 | なし |
JCBカード ゴールド | 11,000円※初年度無料 | 国内ラウンジ利用可能※プライオリティパスはなし |
JCBカード プラチナ | 27,500円 | あり |
ダイナースクラブカード
カード名 | ダイナースクラブカード |
ブランド | Diners Club |
年会費 | 24,200円 家族カード1人5,500円 |
プライオリティパス利用回数(年) | 無料※海外ラウンジは10回まで |
プライオリティパス同伴者料金 | 別途料金発生 |
ポイント還元 | 0.4% |
ダイナースクラブカードでは、現在初年度年会費無料キャンペーンを実施しているので、実質無料でプライオリティパス付きクレジットカードをゲットできるチャンスです。
注意点として、海外空港ラウンジは年間10回までは無料ですが、その後は有料で1回につき3,500円の料金が発生します。
ダイナースクラブカードに関連するカード
ダイナースクラブカード | 24,200円※初年度無料 | 無料10回まで |
ダイナースクラブカード プレミアム | 143,000円 | 無料無制限 |
ANAアメックスゴールドカード
カード名 | ANAアメックスゴールドカード |
ブランド | AMEX |
年会費 | 34,100円 家族カード1人1,7050円 |
プライオリティパス利用回数(年) | 年2回無料 |
プライオリティパス同伴者料金 | 別途料金発生 |
ポイント還元 | 1% |
ANAのアメリカンエキスプレスゴールドカードであれば、年2回無料でプライオリティパスを利用可能です。
2回目以降は、1回35アメリカドルの利用料が必要になります。
プライオリティパス付きという観点ではあまりメリットがないカードですが、ANAが好きな方にはかなりおすすめのクレジットカードです。
- 入会で2,000マイル獲得
- 入会から3ヶ月以内にカード利用で最大80,000マイル獲得できる
- 普段の買い物で簡単にポイントが貯まる
マイルを貯めて、お得に航空券を購入したい場合はぜひこちらのカードをご検討ください。
JAL アメリカン・エキスプレス®・カード プラチナ
カード名 | JAL アメリカン・エキスプレス®・カード プラチナ |
ブランド | AMEX |
年会費 | 34,100円 家族カード1人1,7050円 |
プライオリティパス利用回数(年) | 無料 |
プライオリティパス同伴者料金 | 別途料金発生 |
ポイント還元 | 1% |
JAL アメリカン・エキスプレス®・カード プラチナでは、プライオリティパスを無料無制限で利用可能です。
プライオリティパス付きだけでなく、JALマイルが貯まりやすいクレジットカードになっています。
具体的に、毎年初回搭乗ボーナスとして2000マイル+搭乗ごとにフライトマイルが25%プラスされる特典に加えて、プラチナ特典としてコンシェルジュサービスも利用可能です。
JAL利用率が高い方におすすめのクレジットカードとなっています。
楽天プレミアムカード
カード名 | 楽天プレミアムカード |
ブランド | VISA、Mastercard、JCB、AMEX |
年会費 | 11,000円 家族カード1人550円 |
プライオリティパス利用回数(年) | 年5回まで無料 |
プライオリティパス同伴者料金 | 別途料金発生 |
ポイント還元 | 1% |
楽天プレミアムカードは、最安値でプライオリティパスが付いてくるクレジットカードです。
以前までであれば、年会費1,1万円で回数無制限で利用できたのですが、2024年以降改悪が続いており、2025年には年間5回までの利用になってしまいました。
ただ、プライオリティパスの改悪はどのクレジットカードにも言えることなので、この部分は仕方がない気がします。
「できるだけ最安値でプライオリティパスをゲットしたい」
このような場合は、楽天プレミアムカードに申し込んでみてください。
三菱UFJカードプラチナアメリカンエキスプレス
カード名 | 三菱UFJカードプラチナアメリカンエキスプレス |
ブランド | AMEX |
年会費 | 22,000円 家族カード1人無料 |
プライオリティパス利用回数(年) | 無料 |
プライオリティパス同伴者料金 | 別途料金発生 |
ポイント還元 | 0.5% |
三菱UFJカードプラチナアメリカンエキスプレスは、お得な料金プランでプライオリティパスが付帯されています。
ポイント還元が0.5%とあまり高くありませんが、新規入会特典やポイント還元キャンペーンを頻繁に実施しており、実質10%程度の還元を貰える時期もあります。
三井住友カードプラチナ
カード名 | 三井住友カードプラチナ |
ブランド | VISA、Mastercard |
年会費 | 55,000円 家族カード1人無料 |
プライオリティパス利用回数(年) | 無料 |
プライオリティパス同伴者料金 | 別途料金発生 |
ポイント還元 | 0.5% |
三井住友カードプラチナでは、年会費55,000円と少し高めですが、プライオリティパスを無料無制限で利用可能です。
ただ、ポイント還元が0.5%とあまり良いとは言えないので、あまりおすすめはしません。
最安値で利用できるプライオリティパス付きクレジットカードは「楽天プレミアムカード」
楽天プレミアムカード | 11,000円 |
UCプラチナカード | 16,500円 |
セゾンプラチナビジネスアメリカンエキスプレス | 22,000円 |
三菱UFJカードプラチナアメリカンエキスプレス | 22,000円 |
ダイナースクラブカード | 24,200円 |
JCBプラチナ | 27,500円 |
ANAアメックスゴールドカード | 34,100円 |
JAL アメリカン・エキスプレス®・カード プラチナ | 34,100円 |
三井住友カードプラチナ | 55,000円 |
このように料金順に並べると、楽天プレミアムカードが圧倒的最安値であることがわかります。
また、楽天カードに関して、楽天経済圏を利用している方であれば、ポイント還元が10%近くになり、そこからマイル交換も可能です。
現在、「楽天カード」と「楽天モバイル」に乗り換えすると25,000ポイントを獲得できるキャンペーンを実施しているので、興味がある方はぜひこちらをご利用ください。
まとめ
ここまでで「プライオリティパス付きのおすすめクレジットカード9選を徹底比較【2024年最安はどのカード?】」の解説は以上です。