先日、中国旅行(上海)に行ってきました。
今回の中国旅行では、トランジットビザ免除を利用して、上海で2泊3日の旅を満喫してきました。
ちなみに、私は第3の国を台湾にして、日本に戻ってきました。
日本→中国(上海)→台湾→日本
この経験を活かし、今後トランジットビザ免除を利用して中国旅行を楽しみたい方のために、私が実際に体験した旅の流れや苦労した点を共有していこうと思います。
中国旅行(上海)のトランジットビザ免除期間は24時間から144時間へ
上海に関していうと、トランジットビザ免除期間は144時間です。
つまり、6日間はビザなしで渡航可能ということになります。
ちなみに、中国では地域ごとに24時間/72時間/144時間を設定しているので、行きたい地域の期間は必ず調べるようにしましょう。
中国旅行(上海)トランジットビザ免除での行き方
早速、皆さんが気になっている、中国旅行(上海)トランジットビザ免除での行き方について解説していきます。
まずは用意したものを紹介していきます。
トランジットビザ免除で必要なもの
私が用意したものは以下のものになります。
- 帰りの便
(上海から台湾行きの予約画面) - 滞在先ホテルの確認書
(Trip.comの機能で中国語にしてホテルの概要をコピーしてました)
私は全てTrip.comというアプリで用意しました。
Trip.comは中国旅行・台湾旅行で最強アプリです!
Trip.comは、中国資本の会社が運営しているため、中国国内のホテルや台湾ホテルの掲載数が多いです。
また、中国や台湾地域に関して、他のサイトよりお得な料金で掲載されている傾向にあるので、中国旅行に行かれる方はこちらのアプリを利用しましょう。
私は、今回の中国旅行で利用した航空券4枚と中国国内のホテルをこちらのアプリで予約しました。
中国入国時に予約書を提示する必要がありますが、中国資本のこのアプリでは、中国語翻訳や予約書の中国語コピーができるので非常におすすめです。
手順1.日本の空港へ行く
私は成田空港から福岡の空港へ。
そこから上海へ行きました。
この福岡の空港から上海へ行くときに「春秋航空」を利用しました。
春秋航空でのチェックイン時にトランジットであることを伝えると、「OKです!色々な処理が必要なので、5分くらいお待ちください」と言われました。
その後、10分以上経過した後、「OKです、問題ありません」と言われ、飛行機のチケットを渡されました。
このとき、CAさんの作業を見ていたのですが、トランジットビザ免除で入国する人のパスポートを中国政府または中国の入国管理局に送信しているように見えました。このチェック項目を通して、中国国内に入国する際にトランジットビザ免除が許可される仕組みになっていると思われます。(よく分かりませんが、、、)
手順2.中国(上海)へ入国する
この時、かなり緊張していました。
飛行機を降りて、進んでいくと「外国人Foreigners」と書かれた看板があるので、そちらへ進みましょう。
このエリアに来ると、指紋認証と入国に必要な情報を記載するカードが置かれています。
私は、まず指紋認証をしました。
日本語対応していたので、ここは悩まずに進めました。
ドキドキしながら、入国の審査を受けたのですが、3分ほどで終わり、あっさり入国できました。
ちなみに、この時は以下の流れでした。
- パスポートを提出する
- 滞在先ホテルのコピーを提示
- トランジットなのかと聞かれたので、「そうです」と答えて、台湾行きの予約画面を表示したスマホを渡す
- 指紋と顔認証をする
- 中国(上海)へ入国
超簡単でした。
他の方の情報だと、2人がかりで10分以上質問されるというものが多かったのですが、2024年7月以降変わったのかもしれませんね、、
手順3.中国(上海)へ出国する
入国する際に、トランジット免除の方にはシート?カード?みたいなものが渡されるので、そちらを保管しつつ、進んで行ったのですが、
結論、普段の出国と変わらない感じで、とてもスムーズに出国できました。
何があるか分からないので、一応入国した時に渡されたシートは保管しておきましょう。
唯一、中国出国で面倒だったのが手荷物検査です、、、
そのほかはなんの面倒もなく出国できました!!
中国旅行(上海)のトランジットビザ免除で行く人からよくされる質問
中国旅行(上海)のトランジットビザ免除で行く人からよくされる質問をまとめてみました。
- 中国では新型コロナに関する書類が必要ですか?
- ビザなしで入国して、日本へ帰国することはできない?
- トランジットビザ免除は違法のやり方ですか?
中国では新型コロナに関する書類が必要ですか?
こちら不要でした。
調べたところ、2023年8月30日から、コロナに関する水際対策を緩和しており、出発48時間前の抗原検査またはPCR検査が不要になっているみたいです。
ビザなしで入国して、日本へ帰国することはできない?
残念ながら、できません。
以前だと、日本人であれば15日間であれば、ビザなしで入国できたのですが、現在はこのビザなし渡航を制限されています。
そのため、ビザなしで行きたい場合は、トランジットビザを利用して渡航する必要があります。
ビザ申請がしやすい地域の方はビザ申請しに行くのもありだと思います。かなり面倒ではあるみたいですが、、、、
トランジットビザ免除は違法のやり方ですか?
こちらは違法ではありません。
トランジットビザ免除とは、そもそも中国を中継地点とされる方向けのものですが、実態は「中国国内の観光客歓迎施策」であることがわかります。
というのも、中国政府自体が24時間→72時間→144時間と時間を引き延ばしていることを踏まえると、この政策はかなり有効な観光客を引き寄せる政策となっていることがわかります。
私の予想:中国は国単位で日本などの地域に対してビザなし渡航を制限している。
ただ、日本を含む多くの人達は仕事や観光として、これまで中国にお金を落としている。
つまり、中国政府として表向きはビザなし渡航を制限するが、トランジットビザという政策でビジネスマンや観光客からお金を落としてもらうようにしていると思われます。
まとめ
ここまでで「中国(上海)にトランジットビザ免除で行ってきた|上海浦東国際空港の乗り継ぎ、24時間・144時間ビザ免除や必要書類を徹底解説」の解説は以上です。
トランジットビザ免除で入国するのはとても簡単ですが、中国国内には色々な障壁があるので、下記で紹介している記事などを参考にして問題を解決してみてください!